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法楽寺わらく読書会の100回記念は、
天候にも恵まれて奈良の広陵町の大地を踏みしめながら、
歴史を味わう豊かな時間となりました。
仕事の関係で、当日は岐阜県恵那市笠置山から奈良・五位堂駅へ向かい「ここでいいのかな?」と・・・
今回の立役者である名幹事・加藤さんに任せきりの100回記念。
緑を楽しみ風を感じ、澄んだ空気を味わう五感に刺激されながら、
身体中の細胞が喜んでいました。そんな贅沢な空間での読書会。
森先生の一日一語を輪読し、すーっと言葉の響きが心地よく体に広がりました。
土や光、風や木々の彩りを感じながらの読書会は、最高の時間となりました。
そして立ち上げた気持ちを思い出す機会をいただいたのです。
法楽寺わらく読書会を立ち上げたきっかけは、
平日のお昼でも森先生の教えを学びたい!そんな軽い気持ちからでした。
ところが、立ち上げる時にご尽力いただいた方は、今は亡き寺田一清先生が読書会を命名。
森先生が尊敬されていた慈雲尊者が得度されたお寺で開催できる運びになるなど、
まるで天から森先生に見守られていたと思う程でした。
初回は、寺田一清先生・法楽寺の小松前住職から、
慈雲尊者が書かれた色紙もお持ちいただいてといいう、
考えるとありえない程のスタートでした。
100回まで継続し色々とありましたが、
読書会で輪読し参加した方とシェアーすると、
奇しくも自分の今の問題点が浮き彫りになり、うまくいかない現実が浮上。
「これ私の今の問題点だ!」と目を背けていた現実と向き合う機会となるのです。
まるで、私の日常を良くしてくれる為に、メッセージを届けてくれている。
「森先生は、生きている!」
森先生のお言葉は、そのあつい森先生の思いである志は、
今の私たちの生活を活かすために残してくださっている・・・・・・
教えは、現実に活かして初めて生きると思い始めたのです。
そんな気持ちの変化も気づかせてくれた100回記念!
場の空気・人との交わりから生まれる情感は、
今ここに生まれてくるものだと感じる至福のひと時となりました。
全てのご縁に感謝。
#森信三