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大阪なんばから神戸六甲に移り、5ヶ月に入りました。
電車で梅田まで約30分の距離と近いのですが、空気感や人の動きが、ゆったりしています。
最近の出来事で、強い夕立にあい洋服屋の店先で雨宿りをしていると、お店の方が傘を貸してくれました。
「返却はいつでもいいから」と笑顔で貸して頂き、とても助かりました。
道路できょろきょろしていると、「どちらに行かれますか?」と親切に声をかけてくれます。
都会なのに、人とのつながりや触れ合いを大事にしていることに気付きます。
そのことをヨガ教室で話したら、近所からお越しの女性が
「神戸淡路大震災の時から、神戸は助け合いをする人が増えた」とおっしゃていました。
震災を通して失ったものは非常に大きかったと思います。
しかり、それをきっかけに気付いたもの、培ったもの、
大事なことに気付く人が増えたのだと思いました。
買物いくまでも、人との触れ合いを感じられて、温かな気持ちになれます。
私が子供の頃は、近所のおつきあいが盛んで、家族以外の大人の人が当たり前に面倒を見てくれていました。
隣の家の窓を何度もボール遊びをして壊した経験もありましたが、
子供達で謝ると、注意をされましたが、許してくれました。
その後、何度わったことか・・・お隣の方の寛大な心に感謝です。今更ですが・・・
平和な中で幼少期を過ごし、伸び伸びと育てられたと思い恵まれていました。
御影からヨガに通ってくれている女医さんが、子供の頃1年だけ農家の子供達と過ごした時期があり、とても楽しくかった。
色んな刺激をもらえた環境だったので、自分も自然の中で育てたい!とおっしゃっていました。
都会生活で頑張っている人達も、自然を求めて、本来ある人の関わりを求めているのを感じます。私も、その1人です。
昔の日本の大事なもの・・・
風景、景色、しきたり、季節、その過ごし方の工夫、農業、文化、
高度成長期から、加速して失われた日本の原風景を取り戻すために、
人の心に潤いを与えてゆける活動をしたいと思います。
2011年09月09日
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